人間の3種族の力を覚えなきゃ・・・。 ミラノは面倒くさそうにため息をつくと、 前を歩くクラインに視線をやる。 疑うことを知らない変な奴。 何にも聞いてこない馬鹿。 「・・・なぁ」 気がついた時にはもう遅い。 ついついクラインに声をかけていた。 「ん、どうしたミラノ?」 聞こえてないかも、という僅かな希望も あっけなく消えてしまった。