確か江藤弘樹だったかな?教室に入ってくると私の前まで来た。 「さっきはどうも。」 にこやかな笑顔で話しかけてきた。 すると横のほうから、黒いオーラが漂ってきた。おそるおそる隣にいる隼人を見上げてみると、ものすごい顔で私を見ていた。「さっきとはなんのことだ」とでも言うように。 ひぃ!!!こ、怖い・・・ それもつかの間のことで、すぐに江藤くんの方に視線を戻した。