僕は君のものⅡ


「んっ………」


目をあけたら、桐谷くんのキレイな顔が目の前にあった。

「ご、ごめんっ!!」


私は慌てて離れた。

てか今さらだろう。

さっきまで辛いことを理由に散々甘えていたのだから。

彼氏でもない人に、こんな風に抱き締めてもらったり、ましてや自分から抱きついたりするのはナシだろう。

桐谷くんが優しいから、心地よいから、ちょっとくらいならいいかなって思ってしまう。