4テーブルから離れ、 注目の物を取りにカウンターに行くと、 ちょうど麗奈ちゃんがいて 「今の可愛いかったよ♪」 と笑われてしまった。 あたしは、 また顔を赤くしながら他のお客様の元に、 注目の物を運ぶ。 ――― ―――――――― 時計を確認して、 午前担当と午後担当の時間になっていて 午後担当のみんながゾロゾロと集まっていた。 「午前担当の子は終わりにしてくださーい!」 みんなに声をかけて、 麗奈ちゃんと一緒に荷物が置いてある空き教室に向かう。