「それよりさ、難点って何?」


沖田が姿勢を崩しながら聞いてくる。


何か物凄くダラけた姿勢をとっているがいいのか?

そんな沖田を見ながら、土方の額にまた青筋がたっているがいいのか?



「まぁなんだ。狙われるんだ。」


「妖怪に?」


「そう」


「へぇー」


「えぇっ!私狙われるんですか?!」


沖田と勝手に話を進めていれば当人である春乃が声を上げた。


「今までも多分襲われかけていますよ。ただ、分からなかっただけで。」


「で、でも私今まであんなの見たことないし・・。あんなでかいの見たの昨日が初めてですよ!」


「でかいのは、な。でかくなくてもその辺に居るし、何も悪い奴らばかりではない。現にお前を守ってくれていた怪(アヤカシ)もいるぞ」


あ、やっばい。敬語忘れた。


「嘘!どこっ!?」


気がついていないみたいだからいいか。


「どうやら気が弱っているみたいです。だから昨日今日は守れなかったようで」


そう言いながら、立ち上がって春乃のうなじ辺りに手を伸ばす。