「龍の血が入っているからと言って別段怯えることはありません。別に人より寿命が延びたりすることはありませんから。人と同じように傷を負い、人と同じように老いていく。それが龍族です」



そう、龍族は人と同じ・・・。


だからこそ、千条家は・・・。




「まぁ若干の難点はありますけどね」



「難点?」



首をかしげたのは藤堂、長倉と一緒に居る男。



「・・。沖田殿は見ていたはずだが?」


「あーーさっきの黒い物体?」

「俺も見えたぜー」


「・・何の話だ?」


さっきの三人の中で、見えていなかったのはどうやら長倉だけだったらしい。