「榊は・・榊と言う名は捨てたのです!!」


「春乃ちゃん近づいたら・・!」


「駄目ですよ。捨てては」



「・・えっ?」



パラリッ



紐が解けた瞬間、その場に跪いた俺。



「榊家、49代目御頭首榊春乃様。お会いできて光栄でございます」



頭を垂れながら、そう言い切った。



「・・とう・・しゅ?・・私が?」




「「「春乃が頭首!?!」」」


「へぇー・・」



「待って!待ってよ!頭首って何!?何で私が・・」



「あなた様は、数珠をお持ちのはず」


「・・これのこと?」


そう言いながら、手首に嵌めてある緑色の数珠を見せた。