「啓くん可愛い」

「嬉しくねーよ…」

「恥ずかしくない?」

「微妙。でもやるからにはガッツリやる」


素晴らしい根性ですね…

華はアオイくんと話している。


「あとで4人で回る?」


思いがけない言葉を啓くんが発する。


「え!?」

「嫌ならいいけど。後で休憩あるし」


い、いいのかな…


「回りたいっ!」


迷っていると即答したのは華だった。


「は、華?」

「回りたい、です…」