車内☆恋愛

「アオイ、お疲れ様…」

「っはぁ!?啓、てめーがやれよ!」


……あ、見てみたいかも。


「絶対やだ。」

「もぉ!俺もやだよー!」


半泣き状態でアオイ…くん[?]は、

啓くんにお願いする。


「絶対無理。」

「あ、あたし啓くんの見てみたいかも」


あたしは恐る恐る言ってみる。

アオイくんは目を輝かせる。


「おぉ、啓っ!」

「加賀美…マジで言ってんのかよ」

「……う、うん」


啓くんはすんごく嫌そうに

眉間のシワを深めた。