あたしはご飯を食べてるときも

携帯が気になって仕方なかった。


「ふー」


防水携帯だからお風呂にまで持ち込んだり。


「リナ姉、おやすみー」

「おやすみ」


布団に入っても何度も確認…

――ヴーヴーヴー…

き、キター!?

け、け、啓くんだぁ…


[遅れてごめんな。
 ありがとう。おやすみ。]


………う、嬉しいなぁ…


「…おやすみなさい。」


あたしはゆっくり眠りに就いた。