「行くぞ」
「うん」
あたしは蒼二の手をキュッと握った。
「璃南の手、あったかい」
「ふふっ」
あたしは手を握ったまま
蒼二の腕に引っ付いてスリスリする。
「お前可愛いな〜」
蒼二だから出来る。
あたしの全てを受け止めてくれる気がする。
「お兄ちゃんみたい」
「は、なんか嬉しくねーよ」
「なんで?」
「俺は彼氏じゃん。兄貴と全然違うだろ」
兄貴と、彼氏………?
「うん」
あたしは蒼二の手をキュッと握った。
「璃南の手、あったかい」
「ふふっ」
あたしは手を握ったまま
蒼二の腕に引っ付いてスリスリする。
「お前可愛いな〜」
蒼二だから出来る。
あたしの全てを受け止めてくれる気がする。
「お兄ちゃんみたい」
「は、なんか嬉しくねーよ」
「なんで?」
「俺は彼氏じゃん。兄貴と全然違うだろ」
兄貴と、彼氏………?

