車内☆恋愛

「おとなしく帰りなさい。」

「うぅ〜」

「ほら。校門まで一緒に行こう?」


……ちぇっ。

あたしは膨れっ面であるく。


「ねぇ、校門に超イケメンいたよ!」


前からクラスの友達がきゃぴきゃぴと

あたしたちに声をかける。


「へー、目の保養じゃん。
気分あがるんじゃないの?璃那」

「あがんないよっ!
今のあたしには城ヶ咲のあの人だけなの」