―…in 中庭…―(烈斗side)

桂木『………遠一。
どうしたん…だ?』

日菜『…わ…私……桂…木…の事…好き…なの。
…よかったら……つ…付き合ってください!』

遠一は、顔を真っ赤にしながら俺に告白した。


桂木『実は…俺も。
…俺でよければ…っつーか…
俺と付き合って?』


日菜『……よろしく…お願い…します!//』


ギュッ

痛くないくらいの強さで、俺の手を握ってきた。

遠一は、初対面の人にあいさつするみたいに畏まって返事をした。


俺は嬉しかった。


ただただ…



嬉しかった。



ずっと諦めていた夢が、やっと叶った。


俺は誓った。


ずっと遠一を…日菜を…離さない…と。