『……………おう…』 つきの返事には力がなかった。 チラッ 隣をみてみる。 『どうしたの?』 『いや、何でも。』 『そっか。』 『うん。』 高瀬と話していても、頭の中では亜子とつきのことばかり。 そっちの三角関係はいいけど… 『葛流!寝てるくらい暇ならこのプリントを職員室まで。』 『……は~い…』 あきらかに嫌そうな顔をしながら、優は言った。 『それと、梶原と徳井は豆テストで赤点だったから宿題を出す。放課後、来いよ?』 『『はーい』』 何が面白いのか、二人は笑いあっていた。