「うん。ママがそういうならだいじょうぶだね」
 
祐季はにこっと笑って
「はやくいこっ」
と私をひっぱり急かした。
 
「はい、はい」
 
もう私には戸惑いは無くなっていた。
 
 
 
 
 
「琉~久しぶりぃ!」
「真由、久しぶりー」
 
会場に入るといきなり友人達が私のの周りをかこんだ。

みんな…変わってるようで変わってないなぁ…。
 
「あれ?尋さんは?」
「…今日は仕事で…」
「うひーっ若手弁護士は多忙ねー」
 
そんな会話をしながら、同窓会は盛り上がっていた。