「…私達、結婚する事になったの。」 言葉の発したのは僕だった。 …と言う事ではなく、アリスだった。 皆の目線が僕からアリスへと移される。 「…そ、そんな訳がない!」 可哀想な現実を突きつけられたミカルは焦っているのがまる分かりだ。