なかなか思い出すことが出来ずに、ただ時間だけが過ぎていた。 気付けば、もうお昼。 …今日は無理なのかな。 早く取り戻したいのに。 期待しすぎ…かな。 でも…焦るのも良くないかもしれない。 大丈夫だよね…? まだ、時間はあるよね? そう自分に言い聞かせながら、あたしはある場所に向かって歩き出す。 道は間違ってないはず。