あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「えっ!?」


「あっ!!」


「つ、月人さん!!」


蓑田の振り上げたバットを
月人が掴んでいた。


「放さんかい!!」


ドスッ!!


男が抵抗した瞬間、
月人の膝が蓑田の腹に入った。


「ゲホッ、ゲホッ・・・」


男はその場に膝を付いた。