おバカな女総長と愉快なおバカ達★ー2ー【完】







李「…………俺の家、さ、
庵在コーポレーション
なんだ。」

胡「庵在コーポレーション?
そうなんだ。」










庵在といえばその業界で
結構有名なとこじゃん?











李「俺、兄貴がいるんだけど、 いつも兄貴と比べられる
んだ……………。

比べるなって親父には
何度もいってるんだけど。 兄貴とやっぱり比べられる
それから…………


表の笑顔が。

素じゃない笑顔が
俺の顔に張り付いた。

だけど零威達のおかげで
少しづつだけど笑顔が
戻ったんだ…。

だから、零威達や白虎の
メンバー、胡桃には
凄く感謝してるんだ。

ありがとう。」





胡「まだ完璧な素の笑顔じゃ
ない。

李紀十、笑いたいって
思ったとき、笑顔は
勝手に出るから。

素の自分でいていいん
だからね??」










李紀十は優しい人だからね。
キモチを心のどこかに
しまいこんじゃうんだよ…。










李「胡桃、ありがとう。」

胡「フフっ♪」









ありがとう、って言った時の
李紀十の笑顔は優しい、
本物の笑顔だった。