鬼の名の下




『残念だ。これでも正気なんだよ』






ピチャリッと水音を立てながら、舌を使って血を舐める





ピチャリ、ピチャッ





「・・・てめぇは、一体何がしたいんだ!!」




何がって言われてもなぁ・・



ついこの間までは死にたかった。




今は、明の為に生きようとしている





それだけなんだけどなぁ・・。



それだけの為に、こうして血を流すのはいけないことか?




だけど、そうしないと証明できない。






僕と明の関係が。




こうでもしないと、信じてもらえないだろう。







    僕が鬼だなんて・・・。