鬼の名の下

『証拠、ねぇ・・』


どうやって証拠を見せようかなぁ・・。



「ねぇねぇ、さっきの飴は?」



『人数分ないから、却下』




こそこそと耳打ちして提案してきた明には悪いが、そんなにたくさんの飴は持ち歩いていない。



荷物があれば別だけどさぁ・・。




『どうすれば信じられる?』



「何か無いのか?」



『捕られてなければあったさ』



「・・チッ」



『返してくれる気もないんだろ?だったら、どうすれば証拠になる?』



武器でも入っていたら困るだろうからね。

そう簡単には返してくれないだろうさ。