片付けを匠に任せて部屋に戻ると、樹に「話さないか?」と言われた。

頷きながらベッドに座る樹の隣に座ると、足の間に座らされた。



「あ…んっ……」



樹は手をシャツに忍ばせ、私の胸の頂点を刺激して来る。



「子供、作るか?」



「ゃンッ…待って…ん……」



樹は手を止めないながらも、私の目をジーッと見て来る。

私が樹の腕を掴めば、樹は手を止めた。



「どちらにせよ、今日はしないけど、優香が子供が欲しいなら、これから俺は、避妊をしない」



樹を見る限り、私の気持ちを知ってる。

犯人は…匠って、すぐにわかる。