俺はシカトして、適当に注文を済ませる。

―――春は今、確か9歳。

今年26な俺…
25で計算しても16。

…父親でもあり得なくもねぇ!!

俺は春の頭を撫でて諦めた。

父親に見られても構わない。



「僕のお父さん、確か28歳」



…やっぱ、嫌だ。

無理、凹むんだけど。



「早く自分の子供欲しい…」



口に出してしまった本音。

灯と保は白けた目を俺に向ける。

優香は顔を赤くしながら頭を抱えてる。

…俺、何かマズかったのだろうか…。