…俺、何かヤバい?

俺は冷や汗をかきながら、声がした方を向く。

灯たちもみんな、向いて居る。



「やっぱり豊嶋先生だ!
何してるの?私たちも混ぜて?」



俺に駆け寄って来た3人の女子生徒。

2年の問題児だ。

過度の髪色とメイク、短いスカート。

今日はキャミソールに短パンと、“襲って下さい”と言わんばかりのヤツ。

優香はエロガキの保を3人から離す。

灯と珀は、春とボーリングを続けてる。



「今日は家族と居るからごめんな?」



俺は丁重に断った。

ま、それで諦めるとは思わなかった。