「優香?おはよう」



優太が起きて来たみたいだ。

私は朝食を準備する為、キッチンへと向かう。



「優太、25日なんだけど…泊まりで行く?」



「んー…、まぁその方が楽だし、泊まりで良いよ」



私は食パンをトースターに入れ、フライパンに卵を割り入れた。

コーヒーを淹れて優太に渡す。

目玉焼きを載せるお皿にレタスとトマトを持ってると、保と匠も起きて来た。



「2人とも!樹と灯ちゃんも起こして来て?もう10時だし」



「保、行け…ふぁ…」



「あーい…」



私はコーヒーを人数分淹れ、フライパンに卵を一気に四つ割り入れた。