…KYなヤツめ…。



「ヤんなら家でやれよっ!!
妹の祝福しろよ゛!弟のオカズされてんのに気付けよ――ッ!!」



「……うるせぇぞ」



「私たちだって仲直りしてんじゃねぇかよ…」



「そー…ですよね?;;」



ーーバシッ

ーーバシッ

灯と保に兄貴としての威厳を見せれなかった俺は、優太と灯に背中を叩かれた。

兄貴は気分が変わったのか、優香とダイニングテーブルに用意されたオムライスを食べようとしてる。

この場をどうしようか迷う俺たち。

…春は落ち着いただろうか。



「―――うげ;;」



腕を組んで考えてた俺に、保の吐くんじゃないかと思う位の声が聞こえて来た。