翌日、午後から学校をサボって引っ越し。 今月、早退を二回してる匠は出勤したけど。 「優太ー?棆太朗たちが使ってた食器や布団、知らない?」 俺が樹とテレビの配線を直してると、優香に頭を掴まれた。 俺は優香の手を振り払いながら、仏間となってる和室を指差した。 優香が「ありがとう」と言って去ってくと、樹にテレビと壁の間(はざま)に追い込まれた。 「な、何だよ?;;」 「“棆太朗”って?」 …声が低いっすよ;; 樹は妬いてるのか、かなり不機嫌だ。 昨日よりはましとはいえ、怖い。