俺は反対されても、優香と離れるとか、付き合わないという考え方はない。

実家が残ってるとは今知ったから、俺はどうにも出来ないが、2人が戻りたいと言うなら賛成する。



「俺は優香たちに任せるだけ」



「放任主義?あ、流行りの放置プレイかっ!?」



「―――馬鹿かエロガキ!!
いつ、どこで放置プレイが流行ったんだよ!これは俺なりの優しさだな。2人を縛る権利は、俺たちにはないんだよ」



「……それは結局、放任主義なんじゃん…」



保は「大人は、あー言えばこー言うんだよなー。あーあー!」とグチグチ言いながら立ち上がり、勝手に拗ねながらアイスを食べてる。