リフレイン〜2nd Season〜


「健太って…朱里のこと好きなの?」




「へっ…?」




すると、健太はすぐに顔を赤くした。




ほ〜ら、やっぱりね。




「よく分かったな〜みず」




健太は苦笑いをした。




「見てれば分かるよ〜」




あたしはニカッと笑った。




「でも朱里のヤツ、男いるしさ!叶わないってワケよ」




健太は溜め息を吐いた。




あ…そう言えば前にそんなこと言ってたっけ。




「朱里の彼氏って…一般人?」




「うん。確か美容師とか言ってたっけな」




美容師か…。




「健太は?気持ち伝えたの?」




あたしは健太の目を見て言う。




「……言えるわけないじゃんか〜!俺のせいで2人が仲悪くなったりしたら嫌だしな」




健太は無理に笑ってるみたいだった。




「健太……」




「まぁいいんだよ!俺は!でも一生1人は寂しいけどな」