リフレイン〜2nd Season〜


あたしはコーヒーを一口飲んだ。



すると潤はあたしからいきなりカップを奪い、テーブルに置いた。



「!?」




あたしはびっくりして顔を上げた。




するとあたしの唇はあっという間に潤の唇に塞がれた。




「……んっ…」




いきなりキスされて、戸惑うあたし。




最初は触れるだけのキスが段々と激しくなる。




「じゅ、潤?」




しばらくして唇が離れると、あたし達は見つめ合った。




潤の瞳…綺麗だなぁ…。
肌も白くて、きめ細かいし。




「……水樹って体力あるんだな」




「へっ?」




あたしはキョトンとした。




「こんな激しいキスしても、全然息が上がってない」




潤はクスッと微笑むと、あたしの頬に手を添えた。




「た、体力なかったらこの仕事やってらんないよ〜!」




あたしは照れ隠しに、あたしの頬に添えられた手を握った。




「ふっ。可愛いな、水樹は」




ふいに抱き締められて、あたしの心臓はすぐにうるさくなる。




鼻を掠めるブルガリの香り。
大好きな潤の匂い。




「ずっと一緒にいような、水樹」




潤はそう言うと、再びあたしに熱いキスを落とした。




「……久しぶりに水樹の肌に触れたい。いい?」




耳元で囁かれて、顔が熱くなる。



「……うん…」




潤はあたしをお姫様だっこすると、寝室に運んだ――…