潤には凄く感謝してるんだよね。 大好きなたった1人の婚約者。 あたしの希望。 それが潤。 「うわっ!やっばい!遅刻ーッ!」 あたしは時計を見て、びっくりする。 最近、色々ありすぎて疲れてるのかな…。 あたし基本、朝は強い方なのに今日ばかりは無理だった… 刻々と迫るタイムリミットを気にしながら支度を進める。 「――よしっ!これでいいかな?」 あたしは鏡を見て、髪型や服装を整えた。