リフレイン〜2nd Season〜


「すみませんっ!冗談でもお飾りとか言って…」




健太はさっきとは人が変わったようにペコペコと頭を下げた。




コイツ〜…(笑)




「はは、気にすんなよ。たかが素人が話すことだろ」




係長は笑いながらデスクに荷物を置いた。




「よし、全員集まったな?行くぞ」



「「はい」」




あたし達は返事をすると、オフィスを出た。




あ、そういや朱里に潤のこと聞くの忘れたな…




ま、いっか。
任務終わった後で。




あたしは朱里の隣を歩きながら思った。




みんなで一台の車に乗り込み、現場に向かう。




確か…
演説会が行われる場所は都庁だったよね。




都庁に不審人物が入れば普通、分かるんじゃないのかなぁ…




ま、それが出来ないからSPに頼んでるんだもんね。




「水樹、大丈夫?具合でも悪いの?」




隣に座る朱里が心配そうに問い掛けてきた。




「あ、うんっ!全然平気だよ♪」




あたしがボーッとしてたから、具合悪そうに見えたのかな?




あたしの異変に気付くなんて、朱里は優秀だなぁ…




「みずは初仕事だもんな!緊張しねーでファイトだぞ!」




健太はガッツポーズをしてきた。



あたしは思わず笑いを溢す。




「言われなくても、あたしは元SAT隊員なんでね!(笑)」




健太にアカンベーをした。




「あーっ!んだよ〜せっかく心配してやったのにさー」




健太は腕を組み、怪訝そうな顔をした。