――その日の夜中。 ギシッ… 軋むベッド。 「……っ…あ…」 あたしは思わず声を漏らした。 今夜は久しぶりに潤に抱かれてる。 最近ずっと雅樹のことや、仕事が忙しくて潤との甘い時間が取れなかった。 だから今夜は、雅樹もぐっすり寝てることだし…あたしから“抱いて”って頼んだんだ。 「水樹……俺さ、すげぇ幸せ」 「……え…?」 あたしは肩で息をしながら話す。 「だってさ…こんな素敵な奥さんがいて、子供がいて…。幸せすぎて怖いくらいだよ」 その言葉に胸がキュンッてなる。