――雅樹が産まれてから数日。




あたしはまだ産休中で、家にいて雅樹の面倒を見ていた。




そんなある日のお昼頃。




潤は仕事に行ってるから、あたし1人で家にいた。




雅樹はミルクを飲んで、ぐっすり寝ている。




――〜〜♪〜♪♪〜




するとケータイが鳴り響いた。




わわっ!
雅樹が起きちゃうっ!




あたしは咄嗟にケータイを取る。



ん?メールだ。
誰だろ…こんな時間に。




あたしはケータイを開いた。




「あっ!美姫からだ!」




美姫とは、お祝いを持ってきてくれた日以来、会ってない。




確か桐島ちゃんと一緒に持ってきてくれたんだったっけ。