「もう少し落ち着いたら…また赤ちゃん欲しいな。雅樹をお兄ちゃんにしてあげたい」 あたしは潤の体をギュッと抱き締めた。 「いいよ。俺もそう思う」 潤はあたしを抱き締めたまま、囁いた。 あたし、今すごく幸せだよ。 潤がいて、雅樹がいて…。 歓迎してくれる回りがいて…。 あたし、ずっとずっとこのままでいたいよ。