「……雅樹(まさき)…とかは?」




潤はポツリと言った。




まさ…き…?
イイ!
なんかカッコイイし!
嵐の相〇くんみたいで(笑)!




「良いじゃん、潤!!戸田雅樹…。うん!カッコイイ!!」




あたしは赤ちゃんを抱き締めた。



「ふっ、じゃあ決まりだな。これからよろしくな…雅樹。」




潤は赤ちゃん…ううん、雅樹を優しく見つめた。




「潤、パパって感じする」




「え?」




「雅樹!大きくなったらパパみたいにカッコ良くなるんだよ♪?」



あたしは寝ている雅樹に言い聞かせる。




大きくなったら潤みたいな、いい男になってほしい。




これは、あたしの心からの願いでもあった。




「水樹はホントにいい女だな」




潤はあたしの髪を撫でながら言った。




「そ、そんなことないよ〜////!」



あたしは照れながら言う。




潤はクスッと笑うと、あたしの唇にキスをした。