「じゃ、仕事行ってくるな。体に異変感じたら、すぐに連絡しろよ!」




「うん♪いってらっしゃい!」




「行ってきます」




あたし達は軽くキスを交わした。



潤を仕事に送り出すと、お腹を支えながらソファに向かう。




あー、歩くのもキツい。
妊婦って大変なんだなぁ…。




あたしは最近、つくづくそう思う。




ソファに座ると、いきなり睡魔に襲われた。




ん〜…ヤバイ。
寝…そう……。




あたしは睡魔に勝てず、深い眠りについた――…













「……ん…今何時…?」




しばらくして、あたしは目を覚ました。




時計を見ると、昼の12時。




もうお昼か〜…。




あたしはゆっくり立ち上がった。










――その時。