「そっか!いや〜マジで嬉しいなー」
潤があたしのお腹を撫でながら言った。
「男の子かな?女の子かな?」
「ん〜まだ分かんないけど…潤はどっちがいい?」
あたしは潤の手に手を重ねながら言った。
「ん〜、健康で元気に産まれてきてくれるならどっちでもいいよ」
「ははっ。確かにそうだね♪あ!でも、もし男の子だったら…潤みたいに強くてカッコイイ男になって欲しいな。女の子でもそうなって欲しいし!(笑)」
「あはは!男の子でも水樹に似そうだけどな(笑)。」
「なにそれ〜!!(笑)」
あたし達は笑い合った。
その後、あたし達はお金を払い、病院を出た。
潤は妊娠中のあたしを気遣って、荷物を持ったりしてくれる。
ホントに優しい。
「水樹、お母さん達にも報告しようか。」
「あ、うん!」
あたし達はそのまま帰り道に、潤とあたしの実家に寄った。
両家とも、凄く祝福してくれた。
凄く嬉しかった。