思いを確かめ合って1週間が経っていた。




仕事は相変わらず順調。




テロリストも動きを見せていないし、平和。




「なぁ水樹、明日って仕事入ってる?」




「ん、明日?」




あたしは隣で一緒にテレビを見ている潤を見た。




「そ。休みだったら、俺の実家に連れていきたいからさ」




潤の実家!?
行きたい行きたい!!




しかもラッキーなことに、明日は休み貰えてるし!




「うん!大丈夫だよ!行きたいっ♪」




あたしは潤に抱き着いた。




「ははっ。じゃあ決まりだな!明日は、兄貴と姉貴もいるみたいだからさ」




「マジで!?超会いたい〜♪♪」




潤のお兄さんとお姉さん、見たことないもん!




「あたしのことは、ご家族には言ったの?」




「当たり前じゃん!もうとっくに言ってあるよ。早く会いたいって言ってたよ」




そ、そうなんだ〜!
なんか良さそうな人っぽいなー♪



「ご両親ってどんな方?」




あたしは気になって聞いてみる。



「ん〜…。すげぇ開放的だよ。自分の趣味に没頭してるって感じだから」




ほ〜。
なんか良いご両親だなー…。