薄暗く、2人の吐息だけが響く寝室。
潤があたしの中で動く度、あたしに優しく触れる度、甘い吐息が漏れて絶頂に追い込まれる。
好きなの。
愛してるの。
ただ、あなただけを。
「水樹…平気?辛くない?」
「……っん…へ……いき…」
あたしは朦朧とする意識の中で、必死に答えた。
「マジ、可愛すぎだから…」
潤はそう言うと、ギシッ!とベッドを軋ませた。
「やぁっ……!」
さっきより激しくなる律動。
頭の中は真っ白。
「……んっ…はぁ…っ」
規則的に軋むベッド。
あたしの口からは、聞いたことのないような声が漏れる。
「愛してるよ、水樹…俺だけを見ててくれよ…?」
あたしを強く抱き締めながら言う潤。
当たり前じゃん、そんなこと…。