――…
「良かったな、親父さん許してくれて」
今、あたしと潤は車の中。
あの後みんなで色々話をした。
「うん…まさか親父があんなこと言うなんて思ってもみなかったからさ〜…」
あたしは座席の背もたれに体を預けた。
「そっか…けどさ。親父さんはきっと水樹のことがすげぇ大事だったんだよ」
「へっ…?」
「俺はまだ親になったことねぇし、分かんねぇけど…やっぱ実の娘が銃を使うような場所で仕事してんのは…やっぱ心配だろ。自分に置き換えてみてもさ」
「ん…確かに…そうかもね。」
将来、あたし達にも子供が出来て…同じ職業に着いたとしたら?
そりゃ心配だよ。
自分の大事な子供が危険な場所に行くんだもん。
しかもいつ死ぬか分からないような所に…。
「……将来さ。あたし達にも子供が出来たら…その子も特殊部隊やSPになるのかな。」
あたしは横にいる潤を見つめた。
もし…そうなったとしたら…
潤はどんな考えを持ってるんだろう?

