リフレイン〜2nd Season〜


「お願いします…水樹さんとの結婚を認めていただけないでしょうか?お願いします…!」




潤はそう言うと、頭を下げた。




「あたしからも!お願いします…」



あたしも潤と同じように頭を下げた。




認めて欲しい。




潤を愛してるって気持ちはホントだから。




「……潤くん」




しばらく沈黙が続いて、親父が口を開いた。




「はい」




「私はね。水樹がこの職業に着くと決めた時…心配で心配で仕方なかったんだよ。銃を当たり前に握る世界だ。人を…撃つのが当たり前の世界だ。……分かるかな?」



親父…
そう…だったんだ…。




お母さんを見ると、優しく頷いていた。




「はい…」




潤は伏し目がちに俯いた。




「しかし君ならきっと水樹を守り、幸せにしてくれるだろう。…君の目を見れば分かるよ」




えっ?




あたしは咄嗟に顔を上げた。




「潤くん。水樹を一生幸せに出来ると誓えるか?」




親父は潤を見構えた。




「もちろんです。約束します」




潤は凛とした表情を見せた。




「なら安心だな。君になら水樹を任せられる」




親父は優しく笑った。




あたしは今まで見たことのない、その笑顔に胸がいっぱいになった。




親父…。
あたしのこと…考えててくれてたんだ。




なんか嬉しいよ…。




あたしが俯いて肩を震わせているのに気付いた春兄が、ポンポンと背中を擦ってくれた。