「……?」
そこに落ちていたのは、小さなプラスチックの入れ物だった。
何だろこれ…。
なんかの薬かなぁ?
あたしはふたを開けてみた。
中身を見ると、緑色をした液状石鹸が入っていた。
「あ!これ…」
あたしは良いことを思い付いて、再びテロリストを確認する。
ラッキーなことに、他の病室に入っていった。
あたしは隙を見て、廊下に出ると拾った石鹸を床に垂らした。
そして急いで隠れる。
「よーし!誰もいねぇなぁ〜」
犯人はご機嫌に病室から出てきた。
ふっ。
残念ながらここにいまーす(笑)!
あたしは心の中で犯人を嘲笑いながら、奴が来るのを待つ。
そして――
――ズルッ!
「うわぁっ!」
ドサァッ!
犯人は見事にあたしが垂らした石鹸に滑って倒れた。
よし!
今だ!!
あたしは勢い良く飛び出した。

