振り向いて…




「今日は前あった時よりスッキリしてるね」


「へ?」


「顔、なんだか明るい。」


「そうですか?」


「うん。なんかいいことあった?」


先輩の問いかけにすぐには反応できないでいる私。


この人は司の苦しんでるとことも全部知ってる人。


そして無駄にするなと私に釘を刺した人。


"口が裂けても言えない"


そんなランプが私の中で点灯した。