数日前までは考えられなかった日常 司といることがこんなに私を落ち着かせてくれるなんて思わなかった そんなことを考えながら風に揺られ 司の背中に顔をくっつけた。 「どうしたんだよっ」 「なんかね、落ち着くの。」 「落ち着くって…」 「今司とこうやってることが夢みたいだよ?」 「私本当に嫌われてるって思ってたもん。」 「それは…悪かったよ。本当に。」 そんな会話をしながら学校へと向かった。