振り向いて…




そこには愛しい司が立っていた。


「なんでっ……」


「おばさんは?」


「まだだけど。」


「そっ。」


そう言うと慣れたように私の部屋へと続く階段を登っていった。


懐かしい光景に頬が緩む。


私も続いて中に入った。


「ジュースでいい?それともっー……」