そのまま私はぼーっと授業を受けて帰宅した。 「流香ちゃん、頑張ってね♪」 帰り際に隆に言われた。 「うん……」 そう答えるのが精一杯だった。 ぼーっとしてたのは理由がある。 メイドもそうだけど、あの時。