振り向いて…





お父さんははっきりそう言った


「そんなっ………」


「お父さん…………」


「なにがあってもやらん!」


「待ってください!俺…僕、絶対流香さんを幸せにします!だから……」



「お前が幸せなどと言うな!あの傷は誰のせいだと思っているんだ!」


こんなお父さん見たことない


すごい気迫で司に迫る


“傷”


きっとあの時のを言っているんだろう


「それはぼっ………」


「私のせいっ!不注意だった私が悪いのっ!」


たまらなくなって叫んだ


静まり返るリビング


「お前は黙っとれ」


お父さんはそう言った