それは、宮下くんが帰った後。 あたしは咳をこんだ。 そのときに手に血がついた。 ―――"吐血" あたしの体は、もうもたない。 それは自分自身がよく分かる。 でも、せっかく宮下くんと気持ちが通じあえた……のに。 『嫌だっ、死にたくないっ!!』 あたしはシーツを掴んで静かに泣いたんだ。 外では雨が降っていた。 .