「真由…教室まで一緒行くか??」 『ううん、大丈夫!一人で平気。』 「そうか…。」 高校に上がってまで、謙ちゃんに迷惑かけるわけにはいかない。 謙ちゃんの好意を断り、あたしはあたしなりに頑張ろうと自分の教室へ向かった。 .